2分でクライアントを寝かせる技
矯正バカな整体師 江尻 ですが、クライアントをリラックスした状態にするテクニックもあったりするんですよ!!
先日あるセミナーで一つの課題を出させていただいた。
今から2分で目の前に仰向けになっているクライアントを睡眠状態にしてください!
「えっ!?」寝かせるってこと??
治療中に寝てしまう事はあるけど、治療家の技術で寝かせるですか?
そんな無理難題を。。。。という顔をする方ばかり(笑)
そんな治療家の多くはリラクゼーション系の治療とか、自律神経の。。。とか、痛いことや怖い事はしないです!とか、矯テクニックは危ないとか、言われる方が多いのですよ。
じゃあ、クライアントを寝かせる事は大得意なはずでは??
しかし、誰一人として技術でクライアントを寝かす事ができない。。。
それじゃあ治療家じゃない!セラピストとしては一流ではないと思う。
僕もまだまだ一流ではないけれど、2分以内にクライアントを睡眠状態にすることくらいはできるよ。
その方法としては、一瞬でクライアントの身体を副交感神経支配の状態を作ればいいのだ。
そのためにどうする??
仰臥位の状態で頚椎の位置を全くストレスのかかっていない状態を作ってあげる。
一度、交感神経支配の状態を一瞬作る。
などなど、いろんな方法があるけれど、、、
頚椎のアジャストメントができるとどの位置に頭を持ってきて頚椎の角度をどうすると身体全部の力が抜けるのかが手を伝わってベストな角度を感じる事ができるようになる。
それで簡単に仰臥位で頚椎に全くストレスのかかっていない状態を作る事ができると、一瞬で体全体の力を抜かせる事ができるようになるので、身体が副交感神経支配の状態を作り出す事ができるのです。
そうすると、クライアントの身体を活性させることも、リラックスさせる事も、治療家の技術テクニックを使って「手」の中でコントロールする事ができるのだ!
矯正は怖いとか危ないとかいう前に
2分以内に治療家の意思でクライアントを寝かす事ができない治療家・セラピストはリラクゼーションとか危ない治療方とか危険がどうとか言う資格はないよ!
本能レベルでリラックスさせられないのだから、寝ないという事は本能的に危険とか安全でないと感じているからですよ。
整体の本質から、関節を動かすという基本テクニック、関節矯正するというテクニックを身につけると色んな意味でクライアントをコントロールする事ができるようになる。
だから小手先のテクニックを知って勉強してる気になるんではなくて、基礎から基本を学ぶ事が重要だと僕は思うな。

コメント
この記事へのトラックバックはありません。


この記事へのコメントはありません。